リハビリ中断 / The ピーズ
1997年発売、ザ・ピーズのアルバム。アビさんっつー人が居てね、このバンド、ザ・ピーズの初代ギターリストで、’03年発売のアルバムから復活したの、メンバーに。最高のロックンロール・ギター弾きなんだけど、このアルバムだけ彼じゃないんだ、ギターが。大好きなギター弾きなのに、俺がこの盤をここに載せたのは、ギリギリだから、はるの唄が。ベース・ボーカル担当、大木温之さんの事ね。でもそんなギリギリ感を自分で笑っちゃってる雰囲気を感じるの、俺は。「どうせ、こんなもんだろ、ハハハ」ってね。

   
 

BEGGARS BANQUET / THE ROLLING STONES
1968年発売、ザ・ローリングストーンズのアルバム。「ストーンズのアルバムを1枚だけ挙げろって?おかみさん。そりゃぁ難題ってもんですぜっ!旦那っ!ブルースをあなたはどう捉えてるですか?ですって?姉御。ブルースは黒人の音楽だと思います、兄貴。そんじゃぁ、白人には無理なの?ブリューシュって?いやいや、英国のね、ストーンズって言うバンドが作ったこの 『べガーズ・バンケット』って言う盤が白人の作った最もブルースに接近したレコードなんだよ、坊や。」

   
 

SLADEST / SLADE
1973年発売、スレイドのアルバム。ベスト盤になるのかな?グラム・ロックって、いったい誰が名付けたんだろう。イメージ操作か?自然と僕等の脳裏にはイメージが、絵柄が染み込まされる。グラム→グラマラス→お化粧・お派手。ってね。でもその前に音楽。その前にロック。グラムは正にロックンロール!満天の星空を想像してみよう。いろんな星がいろんな輝き方をしてるはず。スレイドを聴いてみよう。君の脳裏には満天の星空が広がっただろ。

   
 

NATURAL BOOGIE / HOUND DOG TAYLOR AND THE HOUSEROCKERS
1974年発売、ハウンド・ドッグ・テイラー・アンド・ザ・ハウス・ロッカーズのアルバム。一発で虜(とりこ)になった。スライド・ギター弾きね、テイラーは。現音楽シーンではベース・レスってバンドが結構、見受けられるね。ドラムとギター2本で演っちゃってるって。このバンドは当時からこのスタイルで演ってたらしい。レコードではベースの音で録音されてる。ギター使ってると思うけど。これ聴いて何にも感じないんだったらロック聴くの止めた方がいいよ。自信を持って断言するぜ!

   
 

BLUES BREAKERS / JOHN MAYALL WITH ERIC CLAPTON
1966年発売、ジョン・メイオールとエリック・クラプトンのアルバム。ブルース・ブレイカーズっていうバンドにクラプトン参加って考えればいいのかな。ブルースを壊すどころか、見事に構築してると思う。ブルースしてるんじゃなくって、本気で追っかけてるって感じ、ブルースって奴を。どんな事でもそうだけど、本気で演ってる人の目をまともに見ながらおしゃべりなんて出来ないんじゃないかな、遊びで演ってる人は。

 
   
 

TELL THE TRUTH / OTIS REDDING
1970年発売、オーティス・レディングのアルバム。彼の死後に発売された未発表曲編集盤。合計3枚出てるんだ、彼の死後に未発表曲集が。どれもスゴイのね。カバー曲演ったり、自作曲演ったりなんだけど、なんでこんな凄いテイクをオリジナル・アルバムに入れてなかったの?って思っちゃう。オーティスは偉大なシンガー。偉大なソウル・シンガーであり、偉大なポップ・シンガーだったと思うんだ。音楽に限らず、表現活動するんならポップでなきゃぁって思ってる、俺は。

   
 

WHO TH eROCKERS / TH eROCKERS
1980年発売、ザ・ロッカーズのアルバム。俺が20歳代半ばの頃、職場で知り合ったある女のコにこの盤をダビングしてあげた。40分テープに。彼女がスピードのある曲に関心を持ってるのが、次第に解かったし、陣内孝則と言う男を、当時、売出し中の俳優と言う認識でしか捉えてなかったから。見事、彼女のカワイイ、ハートに命中!スリル・スピード・セクシーなんて言う言葉が、ロックンロール・レコードでの最大のホメ言葉が見事に命中するのが、このレコードさ。

   
 

FOR THOSE ABOUT TO ROCK / AC/DC
1981年発売、エーシー・ディーシーのアルバム。邦題 『悪魔の招待状』 。ほらっ!もう、みんなの脳裏にイメージが先行したでしょ。どう思ってる?このバンドに対して。ヘビー・メタルけ?違うね。ハード・ロックけ?違うね。直流交流け?正解っ!まっすぐなパンチと横っからのフック。これは、ロックンロールだら、間違いなく。確実に。俺だったら、こう命名するね、この盤に。『80年代のイッツ・オンリー・ロックン・ロール』ってね。リード・ギター、アンガス・ヤングのギター・フレーズにブルース・フィーリングを感じないかい?

   
 

SUNSHINE SUPERMAN / DONOVAN
1966年発売、ドノヴァンのアルバム。誰でも、「あん時、あぁ〜しときゃぁよかった」って思う事があるね。あるはずさ。反省するのね。後悔するのね。時間よ戻れっ!って。でも、いいんだよ、そんな事。なんかのきっかけで、「あっ!見ぃ〜つけた」って感じる瞬間!運命っ!って感じる瞬間!幸せだね。そんな事がず〜っと続いたら、どんなにいいだろう。この盤で唄ってるドノヴァンと言う男。気になっていて、昔っからね、ある日、レコード・バーゲン・セールでベスト盤、買ったんだ。感動しちゃってさ、内容に。出会えてよかったって思ってるんだ。

   
 

25 MILES / EDWIN STARR
1969年発売、エドウィン・スターのアルバム。さぁ、土曜日が始まった。今晩は、どう過ごそう?もし君に、大切にしたい大好きな相手が、もし、居なくたって、一晩中、踊れるよ、この盤さえあれば。ポール・ウェラー淳吉郎対談が実現したとして、俺は彼に質問する 「ねぇ?ミスター・ウェラー?あなたは、このエドウィン・スターのレコード、どう思います?」 「お前、俺に野暮なクエスチョンするなっ!」 「ゴメン、ポーちゃんっ!最高だよね、これ!」 「そうだよな!ジュンキッチー!」なんつって、知らん間に俺達はお互いを、あだ名で呼ぶようになっちゃうのさ!そんな魔力を持った名盤。

   
   
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